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Channel: わんにゃんレスキュー はぴねすのブログ
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ワタクシゴト~私事~

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報告すべきか


どうするか



悩んだけど


きっとね

この先の私の活動を左右することになる


大切な現実だから



報告しときます







私は小さい頃から 捨て犬捨て猫を拾っては

家に連れて帰ったり


誰か飼ってくれる人を探したり


おこづかいで パンやいりこ を買って

犬猫にあげたりしてた




成長してから あまり近所で野良犬を見かけなくなり


たまに 見つけたときには 保護して


貰い手を見つける、その程度だった





私は 実家ではずっと 動物と暮らしてきて


結婚してからは アパートに住んでたから


動物が飼えなくて


どうしても 犬との生活がしたくて


ローン組んで家を建てた


必死で働いてるうちに 子供ができて


でも 



何度も何度も流産を繰り返し



治療と入院しながら やっと授かった長男が


産まれて2ヶ月にもならないうちから


酷い喘息の発作で入院、、、



その後も毎月、毎月 発作を起こし入院


玄関には、病院に駆け込む時に持っていける様に、入院の道具を詰め込んだ カバンを常に置いてた




1歳を迎えるまでに 11回の入院を繰り返し


その度に私も仕事を休み

一緒に付き添い入院しないといけなくて…



仕事場にも たくさん 迷惑をかけて


でも、生活があるから

仕事を辞めるわけには いかなくて




その後も長男は 喘息を繰り返してて


犬を迎えるなんて 無理なのかな、、と


ずっと


ずっと



我慢してた



中途半端な責任では迎えられないから。。




11年間。。。



長男が小学校 高学年になり


血液検査で アレルギーの数値が下がってきて


犬と触れあっても大丈夫になってから


「犬を迎えたい!!!」と家族に伝えた


動物が大好きな子供たちは大喜びで


どんな犬を迎えるべきか、などと家族で話し合った



動物病院に もし捨て犬の里親募集あれば
教えてくださいと 連絡先を渡したり



そして。。。


私は ネットで 保健所に収容される犬たちの

現状を知ることになった


そのきっかけとなったblogが


長崎 Life of animal

収容される犬猫たちが わんさか居て


オウチに帰れずに命を奪われてく



ここから 一匹でも迎えることは

できないかな、、、



そう思ってた時に  




このブログの中の


一匹に家族みんな釘付けになった





2011.1.30  雪の降る中


家族全員で長崎市動物愛護センターに


迎えに行った



当時の写真は全てデジカメで撮ってたので


ケータイには入ってなくて載せられないのが

残念あせるあせるあせる



3ヶ月半の 子犬だったこの子に

エルビスと名付け

うちの 4人目の子供になったハート



車酔いが酷かったから、毎日 毎日


近所の買い物も子供の送迎も

どこに行くのも 車に乗せて出掛け


車が大好きになった




二回目のワクチンが完了してからは


お散歩でいろんなところに出かけて


たくさんの人に触ってもらい


誰にでもフレンドリーな子に育った




大きな子が希望だったから



横をついて歩ける


ハウスの号令でケージに入る


座れ!待て!ができる


無駄に吠えない





最低限これらを躾することが


共に生活していく上で大切な事だと


みんなで 一緒に頑張った




エルビスはどこに行っても

誰からも愛される犬に成長してくれた



その後 エルビスの去勢も終わり


躾も落ち着いてきた頃に


保健所からの犬の保護を始めた



エルビスは1歳半だった


どんな子が来てもフレンドリーに遊んでくれてた



たくさんの保護犬が来て



どの子も愛しくて



でも、エルビスは私にとって特別な存在




エルビスの笑顔があるから


私は頑張れる





エルビスは 私の一部だ


今年の10月で 9歳になるエルビス



あと5年もすれば


足腰が弱ってきて


介護が必要になるだろうな


仕事中は、ペットシッターさんを利用したり


いろんな 方法を考えなきゃね~って


娘とも話してた





先月

夜の散歩に行こうとしたときに


変な呼吸になり、その後


鼻からツーっと 鼻血が、、、



エルビスは 元気に散歩に行って

食欲も旺盛で



だけど  なんとなく嫌な予感がして


病院へ



外耳炎も 中々治らないから

一緒に診てもらおう!と



病院でも みんなに 愛嬌を振り撒くエルビス




鼻のレントゲンを撮る


何となく 嫌な影が右の鼻腔に写る


右の鼻の穴は完全に 空気が通ってなくて


明らかに鼻腔内で何かが邪魔をしている、と



それが何なのか分からないけど

もしかしたら、アレルギーの症状かもしれない

と、薬と注射で様子をみることに



薬を飲みはじめて2週間たっても 


くしゃみは 止まらず


くしゃみの度に 鼻血を吹き出すようになる



ある朝、エルビスの顔面が腫れ上がって

触ろうとすると 痛がって鳴くので


あわてて、CTのある病院へ運んだ





一晩で腫れ上がるのは

アレルギーの症状の可能性が高いから、と


注射と、投薬



翌朝には 腫れは引いて 目がパッチリと

開くようになった



。。。が、怖くて



もしも、鼻の中のモノが


悪い腫瘍だったら、、、



そう考えると怖くて怖くてたまらなくて



全身麻酔で 違う角度から詳しくレントゲンを撮り


鼻の穴から腫瘍を切り取り病理検査に出す


という 方法で


検査結果を待った




切り取った鼻からは、更に血が出ていて


くしゃみをする度に 壁に血が吹き飛んだ







それでも エルビスは笑顔で

甘えてくれた




鼻血は止まらず



3/17   病院へ





病理検査の結果が出ました、と



鼻腔内腺癌


悪性のガンです


と、、、



先生は分厚い本を開いて説明をしてくれた



この病気は 完治しない病気であること



外科的手術も難しく


鼻の粘膜に浸潤していることから

ガンは取りきれず


何度も何度も再発する



放射線や抗がん剤を使っても

完全には 治せない



そのうち 腫瘍は鼻の骨を溶かし


目の骨を溶かし


顔面は崩れていく




そして 脳に近い位置にあるため


脳にまでガン細胞が浸潤していけば


様々な障害もでてくるだろう




腫瘍は 顔面から 外に飛び出してきて


飼い主は見るのが辛い現状になるだろう




そして



様々な治療による生存率が



4ヶ月とか




7ヶ月とか




もう、



途中から先生が何を言ってるのか



分からなくなった





エルビスは 私の愛する息子で



まだ 8歳になったばかりで






これから、私と一緒に年をとっていくの






エルビスを失うなんて考えられないし



考えただけで 息が出来ないくらい


苦しくなって 涙が溢れて



どうしたらいいのか 分からなくなる




ずっと、ずっと



泣いてた


エルビスの側で


考えて



考えて


そして 決めた



エルビスの側にいる




私の仕事以外の時間


出来るだけ エルビスの側に居たい





これから ますます 増えてく収容犬、猫



でも

うちには 当分新たには 保護っ子は入れない




現在、うちに居る子達については



移動はせずしっかりと ケアして


ご縁が繋がるように頑張ります!



新たな保護犬については


ありがたいことに


メンバーがフォローしてくれてるから



ごめんなさい




メンバーに甘えさせてもらって


当分は 私の時間を


 愛息子のエルビスとの時間に使わせて下さい






もちろん、譲渡会は開催します!



笑顔で たくさんの方々にお会いできる事を


メンバー揃って楽しみにしていますキラキラ




長々と私の事情を書いてしまいましたが


ご理解いただけると


ありがたいです



そして最後に。。。


エルビスがどんな病気になろうと


私はエルビスを愛してる




エルビスとの時間がどれくらいなのか


どうなっていくのか

不安で怖くてたまらないけど



愛してるから



全て受け入れて



大切なこの子の笑顔が 一日でも長く続くように



痛くないように


苦しくないように


その都度、最良と考えられる治療をしながら


この子を支えていきます



            はぴねす  クリ

























 






























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