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Channel: わんにゃんレスキュー はぴねすのブログ
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要らない子なんて いない

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海に突き落とされ



たまたま漁港に居合わせた方に


海から引き上げてもらい


助けてもらえた子






柴犬  ♀


保護ネーム   【ゆず】






助けてくれた方の家では


この子を長く預かることは出来ず


あちこちを 転々とし



行き場に困り



オーナーが預かりを引き受けてくれた






オーナー宅に来たとき


ガリガリに痩せていたゆず



精神的に不安定になり


その後も 血便が続きどんどん痩せていき


病院にかかっても 特に悪いところはなく



どうしたものか、、と頭を悩ませながら



オーナーが 薬を飲ませてくれたり


ご支援でいただいた 消化に優しいフードを

食べさせてみたり


あれこれと 工夫してくれて



一ヶ月ほどかかり


やっと 下痢も落ち着き 


元気になっていった






トイレも 外に行くし


無駄に吠えることもなく


小ぶりで 人懐こく


とても 飼いやすい子だねぇって


話してたけど。。。



8歳には なってるであろう 年齢から



希望者はつかなかった





元気になった ゆずは


柴犬特有の気の強さから



オーナー宅の  

これまた気の強いフレブルのお嬢様と


度々 衝突するように なった。。。


お互いのストレスになるから、と

預かり場所を変えようにも


どこにも 空きキャパがなく


喧嘩しないように 柵で仕切りを作り


ご飯の時も 


お庭で遊ばせる時も


別々にし



ケンカにならないように 工夫してくれた




ゆずは、一匹飼いが 向いてるよね。。。


って


オーナーといつも 話してた






10月



元柴犬を愛育していて 


長い介護の末看取ったという方から



【いくり】に 問い合わせを 頂いた




詳しく話を聞くと



お住まいはマンションであり



大濠公園の近くで 


前の子とは散歩を楽しむのが


日課だったことなどから



いくりには、いまだに 散歩を楽しめるような

余裕はなく



マンションのエントランスなど

抱いて移動をしないといけない場所を

12kgはあろうかという ズッシリ重い いくりを

毎回抱っこで移動するのは
(カートだと 怖がりパニックになるため)


華奢な体型のママさんには 負担になるだろうと思い



柴犬なら 小柄ゆずがいる!!!



そう思い、勧めてみた



しかし、愛犬を看取ったばかりで


そのときに かなりのショックで立ち直れなかったという 70代の母の為には


母よりも先に逝ってしまわない若い子を迎えた方がいいのでは、、と


ママさんは考えていたそうで。。。




しかし、一度会ってみようということで



毎日散歩していたという大濠公園で


待ち合わせ






お母さんとママ(その娘)さんが来てくれて



ゆずを 見た途端


前のワンちゃんに 何もかもが似ている!と


見た目はもちろん


他の犬が苦手なとことかも


ただ


年齢が気になってはいたが



元気に散歩する ゆずを見ながら


トライアルしてみようか、、という気持ちになってくれて



そのまま ご自宅へ お邪魔することに




車には トライアルになってもいいように


フードやペットシーツなどは 積んでいたので


その日から ゆずさん



トライアル開始おねがい



部屋のあちこちには


(ママさんの)娘さんたちが子供の時に

前のワンちゃんと一緒に成長してきた写真が
たくさんキラキラキラキラキラキラ



お母さんは

『うちの娘(ママさん)は、私から見ても

犬きちがいなんじゃないかというほど

もう、犬のためになることなら

お金も時間も 惜しくない、何でもする!という

性格なんですよ~💦


前の子が病気になったときに

可能性のある治療や手術は全てやって


その後、また再発したときは

熊本で評判のいい病院まで 


しょっちゅう連れて通ったり


もう、出来ることは全てやりつくしました

それでも

亡くした悲しみは大きくて


もう、飼えない、と思ってたけど


ふと、一匹でも行き場のない子を迎えられたら、と 話すようになって、、、』と



ゆずは


キッチンに立ってる ママさんを

じっと 眺めてたり 





ママさんが テーブルにつくと


立っていた場所に行き

うとうと寝始めたり




久々に響く フローリングを歩く

カチャカチャという 爪の音に





懐かしい、、と




トライアル初日から

環境の変化からか ご飯をあまり食べてくれなかったり


うんちが緩かったりしながらも


お母さんやママさんとの散歩を楽しんだり



食事中の お母さんたちに 

おねだり してみたり








部屋のあちこちで 自由に寝てみたり





マイペースな ゆずラブラブ


そんな ゆずに


癒されてます~😆  と ママさんから ラインが





喜怒哀楽の表現の少ない ゆず






前の柴犬ちゃんも そうでしたよ~☺️と


ママさん





でも 本当は 甘えたかった  ゆず



お姉ちゃんにも 可愛い、可愛いと


大歓迎され

少しずつ 


心の緊張が取れていく ゆず





ただ、、、

環境の変化に弱い ゆずは


何にも言わないけど


小さな体で たくさん 不安はあったんだろうね



ママさんも病院へつれてってくれたけど


下痢は続いた



ゆずに 元気に過ごしてほしくて


いろんなフードを試したり

サプリを取り寄せてくれたり



お姉ちゃんも おやつを買ってきてくれたり




ゆずは


家族の中心となっていく







トライアル期間の 2週間を ゆずと過ごし


ママさんが仕事から帰宅すると


玄関まで出迎えにきてくれる姿や





おもちゃを 振り回して 走り回って遊ぶ姿





ベランダで日なたぼっこしながら

お昼寝してる 姿



何もかもが愛しくなっていった



そして


最初から気になっていた年齢については。。


ゆずちゃんは 家族のアイドルです

私のペースで散歩にも行けるし

お留守番も何の粗相もイタズラもなく

大人しくて本当にお利口さんですハート



『若いから 長生きするとは限らない!

歳でも長生きするかもしれない!

そんなこと 気にしてたらダメ!』と

子供たちに怒られ

その言葉に ハッとさせられました


是非是非 ゆずちゃんを

家族の一員として

お迎えしたいと思います!!!






出会いは タイミングと


ご縁



この子を海に突き落として捨てた元の飼い主の記憶なんて


海に流してしまえ



いま、ゆずは



愛されて 




守られて



安心して 生きてく日々を




お気に入りのソファーで寝てたら






そっと 毛布をかけてくれる 


大好きな家族とともにキラキラキラキラキラキラ





ゆず


はぴねす卒業キラキラキラキラキラキラ




正式譲渡の手続きは


出会いの場である


大濠公園にてピンクハート




ゆずちゃんが 我が家に来てくれて

とっても幸せな時間を過ごせています😊




ママさんの腕枕で 一緒に眠る ゆずキラキラ


福岡市   藤本さん

ゆずと一緒に幸せを感じてくれて

ありがとうキラキラキラキラキラキラ




ゆず




おめでとぉ✨✨✨✨✨










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