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Channel: わんにゃんレスキュー はぴねすのブログ
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命の重さ

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この活動をしていると

よく、「ありがとう」って言われる


「命を助けてくれて ありがとう 」  って。



でも私は

応援、ご支援してくれるたくさんの方々に


保護っ子を迎えてくださった方々に

そして最後の時まで命に寄り添ってくれた方々に



「ありがとう」  と言いたい



救ってるのは私1人じゃない


はぴねすメンバーだけじゃない


私1人だったら


救えない命の多さに

精神的に耐えられなくなり

心が壊れていたかもしれない


支えてくれる方がいてくれるからこそ

一緒に進んでくれる方がいてくれるからこそ

出来る事が増えていく



理不尽な事が多すぎる社会で

自分たちにできる精一杯で

命の重さを訴え続けてる


それでも無くならない


身勝手な人間の犠牲になる命





はぴねすは 会社や、法人化した組織ではなく

個人の集まり

完全なボランティアでの活動


時間にも体力にも保護するスペースにも

限りがある



毎日チェックする福岡県動物愛護センター収容情報



近所の犬が迷子で収容されていないか、、、


もしも飼い主が迎えに来ずに

処分が決定したら


何とか、1匹でも助けられないか、、、、



 そして

昨日情報に載っていた犬たちが


どうか飼い主が迎えに来て

収容情報から写真が消えてますように、、と


願いながらホームページを開く




以前情報に載ってた

地元の保健所に収容された6匹の雑種犬たち




数年前にボランティア仲間のアニーさんが保護して



立派な家庭犬となった子の血縁関係と思われる子達


無責任な餌やりが 増やし、捨てた命



何とかして助けたいのに


6匹という頭数に


どうやって保護場所を作ればいいのか


考えても悩んでも答えは出ず、、、



処分日が近づいてくのに

保護出来ない状況に変わりがなく

気がおかしくなりそうだった



そんな時

同じようになんとかして助けたい!と

動いてくれた2つの団体がいた


 どこも決してキャパに余裕がある訳では無い

ましてや、野犬の成犬を保護すると

譲渡までに長期かかる事から

他の子を救えなくなる。。


でも



それでも


なんとか助けたいと動いてくれた😭✨


2チームが、2匹と、3匹をそれぞれが保護してくれて


あと1匹に関しては


ブログを見て

あの子たちの中から1匹を引き取りたい、と

言ってくれた方がいた


うちでは保護する事ができなくて

どうしたらいいか分からなかった命


救える!!!!


しかしながら    びびりの野犬


絶対に逃がさないよう厳重な対策が必要なこと

そして、万が一、やはり飼えないと言われても

うちには引き取れるキャパがないこと


保健所に入ってる段階では、病気がないかなど
詳しい健康状態がわからないこと

などを伝えたうえで

再度ご家族で

本当に迎える覚悟があるのかを話し合ってもらった


全ての条件に対してご夫婦でじっくり話し合いをして

それでも迎えたい、1匹でも助けたい、との返事がもらえた




その言葉を確認し、センターへ処分ストップの連絡をし、引取りに行く日にちを調整した


希望者さんから
どこで飼育するかなどの相談を電話で受け

脱走防止の柵をどこに張ろうかなども

一緒に考えて

もしも引き出しの日までに防止柵の設置や、

ケージの準備が間に合わなければ

うちで一時的な預りなら

何とか場所を作る!

シャンプーや、病院へつれてったりも出来る!

なんと!希望者さんが私と同じ町内だから

フォローがしやすい





1つの命が助かるなら


私にできる協力は何でもやるつもりだった


引き出しの日の直前に


脱走防止の対策の確認の為


電話で話しをした


そのあと直ぐに


やはり家族から反対されたので 引取りを断念する、とLINEが来た


きっとビビりっ子の脱走について

甘くみていたんだろうね、、、



でも


処分をストップして引き出すことが決まってる子を

断念するなんて


できないえーん



うちにはキャパなんてなかった



でも


なんとかうちにいた子を

預かり移動させて


この子の居場所を作った



さあ


行こうね


ガリガリで骨と皮

ガクガクと震えるこの子に

そっと首輪をつけ

ゆっくりリードを引きバリケンに入れた


少し抵抗はあったが

激しく暴れることも

噛むこともなく

静かだった




そのまま病院へ走り

一通りの検査をしてもらった





血液型検査では内臓関係に大きな問題はなし

フィラリアは陽性→ボルバキア治療開始


ひっくり返してエコー検査

(なんと!このあと、手を放してもずーっとひっくり返ったままだった( Ꙭ).ᐟ‪‪‪)

フィラリアは心臓にウジャウジャ虫がいるのかと思ったが

そんなに居なかったので、ひとまずよかった

 が、、、

血液の逆流が見られ、心肥大もあり


薬でコントロールしていく時期になるかな、と。



他は異状見られず

大きな問題は無かったので

ワクチンを注射してもらった


その後


うちに連れて帰った




ひとまず  他の子達とは

サークルで仕切って目隠しに毛布で柵を覆った


あまりの臭さに
シャンプーをしたかったけど

精神的に落ち着いてない様子だったから

しばらくは このまま落ち着かせよう


酷く痩せているので

ご飯をやってみた

あっという間にたいらげ

水をガブ飲みした



6匹いた他の子達は まだ若そうだったけど


この子は歯も折れてガタガタだったり


繁殖犬のように何度も何度も産んだ跡もあり

もしかしたら、この子が母犬なのかな、、、


長い間

アスファルトなど堅い所で寝てたり
座ってたりすると出来るタコのようなものが

関節やおしり等、あちこちに あり

皮膚がゴワゴワして禿げていた





敷いてる毛布に



チョコンと座り

しばらくは、周りの様子を気にしていたが



きっと疲れたんだね




ウトウトし始めた



ベッドの上で


丸くなって寝てる姿に


 生きてて  よかったって


心から思った




おやつを手から食べてくれたり

ささみ巻きガムを

上手に両手で持って食べる姿が


とても愛しい





保護ネーム


ヒナちゃん



3/26に、避妊手術と歯石取りを予約してたけど


ここ数日ご飯を食べない


おやつは食べるから様子をみてるんだけど、、、

もしかしたら、心臓の状態が悪化してるのかもだから

仕事休みもらって病院に運ぼう
                

                  

28日に去勢を予定している男の子

タローくん


茨城県から この子を助けたいと声がかかり


キャパが厳しかった私達も

この子の命が助かるなら

何としてでも協力したい!と 

引き出してからTAMAさんが預かってくれてる



去勢手術の前にうちに移動して

術後から

茨城県へのお届けに行くまで

うちで私に出来る範囲での

家庭犬訓練を頑張る!!



TAMAさんが

タローを迎えに来る時にチェンジで
ひなちゃんを預かるよ〜って

声をかけてくれたえーんアリガトォ




ボランティアの私達も


里親として手をあげてくれる方も


それぞれに生活があり

出来ることが違っていで


得手不得手も違うから


その時、その時

【それぞれが出来ること】

やっていきながら


1つの命をご縁へと繋いでく


目の前の  【助けたいと思う命】に対して


「私には出来ない!誰か助けてやってください」

 ではなく


「この子の命を助けられるなら

私にはこれなら出来る!」という

方向で考えよう



どんなに些細なことでもいい

私には難しいことが

誰かには出来る






そうやって輪が広がっていき






きっと


社会を変えていける




命あるもの



その重さは 同じであり



尊いものである


人間の都合や感情で


簡単に消していいものじゃない!



救えた 命



愛される日々を


        生きていこう




     











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