血縁と思われる うめちゃんと きくちゃん
きくちゃんの方が びびりが激しく
クレートから出て来れない
昨日、きくちゃんを うちに移動させるために
迎えに行き
うめちゃんの散歩の練習1日目だった
こんな事になるなら
散歩の練習なんてしなければよかった
もっと時間かけて 慣らしてからやればよかった
まだ1歳に満たない子犬だから
すごい恐怖でショックだったのかもしれない
後悔しても 命は戻ってこない
うちに移動した きくちゃん
きくちゃんは
女の子だから ロクスケは攻撃しない
サークルに入り込み
みかんと遊んでる
その様子からか
きくちゃん自らクレートから出てきて
ベッドに座った
部屋の中で逃げ回り野良状態にならないように
当分はサークルの中で生活してもらおう
数日後にはサークルの扉を開けたままにしてやろう
本当は散歩の練習をやるつもりだった
でも
もしまた、うめちゃんみたいにショックで心臓が止まったら
そう思うと 怖くて
きくちゃん
当分は散歩の練習を開始するのを辞めます
いつもヘルプを出してる獣医師にも痙攣が起きて直ぐに連絡したけど間に合わず
血液検査やエコー検査などでは分からない
脳疾患や不整脈などがあったのかもしれない、と
きくちゃんは、それは大丈夫だろうか
きくちゃんも何か持ってたらどうしよう
まずは、しっかり信頼関係をおうちで作ってから
少しづつやってくしかない
生きてて欲しい
そう思って、保健所から保護した
なのに、、、、、
先週、野犬から保護して里後に出した子達の訪問をした
チャチャ(フォレスト預かりだった野犬の子)
私の住んでる地区の保健所に収容された野犬
近所の人がエサをやっていたようで
痩せてもなくまだ若い子だったが
人には全く慣れてなく
抱こうとすると口が出る子だった
そんな子でも、うちにおいで、と声をかけてくれた
里親家族の森下さん
リビングに設置したケージは開け放してるけど
人がいなくならないと出てこない
でも、どこを触っても噛まないし
朝はママさんが起床するとキュンキュン鳴いて
悦ぶチャチャ
ママさんが お手 と言うと
ゆっくりゆっくり 控えめにお手をする
お腹を触ってたら
ゆっくりゆっくり足を上げ、お腹を見せようとする
後は散歩だけだ、と無理やりママさんが首輪を持って
ケージから出すと 大暴れして
脱糞失禁してすごい勢いで慌ててケージに戻っていき
その様子からママさん、これでは外に連れ出したら逃がしてしまうかもしれない、、、と
もう少し慣らしてからにしようと
室内だけでの生活をしていた
周りからは
まだ散歩出来ないのか?とか
テレビでやってる野犬保護の人達はどんどん慣らしてるのに、遅すぎじゃないか?
などと言われているらしく
焦る気持ちと
うちに来てこの子は幸せだろうか
散歩にも連れ出せず足が弱ってしまうんじゃないか
などと悩む気持ち
両方を打ち明けてくれた
チャチャの様子を見て
ここまでママさんに心を許してきてるなら
よし、今度一緒に連れ出してみようね!と約束して
帰った
が、、、、もし、またあんなことになったら、、、
家の中で自由にできてて
甘えることも少しづつ覚えてきてる
小さなお孫さんにも絶対に唸らず、噛まず
吠えまくることもない
室内でのリード係留はできる
急に外に連れ出さず
おうちの中でリードで引いて散歩をさせることから
始めよう
中型犬だから外の抱っこ散歩は重たくて難しいし
パニックになって逃げようとしたら制御できない
時間がかかってもいい
生きててくれれば
それでいい
この子も野犬から保護し
かなり大変だった子 【くう】現 リク
譲渡してから里親さんはドッグトレーナーを呼んで
家庭犬として訓練を頑張ってくれてた
が、トレーナーに対しての リクの激吠えが止まらず
リクが落ち着かないのもあり
レッスンをパソコン画面を使うリモートに切り替え
ママさんと娘さんとリクで頑張ってくれた
口輪を付けるための練習は自ら口輪に突っ込めるよう
おやつを口輪に見立てた紙コップ(底をくり抜いて)を使って練習したそうだ
ハーネスを付けることに慣れるために
まず床においたハーネスの上に足を乗せる練習から始めた
一つ一つの行動に時間をかけ
スキンシップを入れながら
犬も人も楽しみながらやっていく
それが、リクの里親さん家族が選んだ形
お庭に出れるようになってからは
トイレもお庭でして
外を走り回って遊ぶけど、庭から外に連れ出そうとするとパニックになる
病院などはクレートで連れていってて
クレートに入る訓練もやってきた
なので 無理やり引きずり出して散歩の練習しなくても
ゆっくりゆっくりやって行きます
と、ご家族は言う
久々の再会に最初は私に吠えまくってたが
うちでやってた座れ!待て!の指示にも従ってくれて
吠えも途中で止んだ
うちで出来てた私との信頼関係を思い出してくれたのかな😊
犬はこうあるべきである
とか
できて当たり前
などという概念は捨てよう
それぞれに個性があり
それぞれの生い立ちによって やり方も変えていかないといけない
里親さん家族の思いや 生活環境
目標までの進み方
ベストなやり方を見つけていくしかない
早く慣らさないといけないとか
出来ないことが多いのはダメな犬とか
それは個人個人の考え方
散歩が大好きな犬もいれば嫌いな犬もいて
それが、誰かに多大な迷惑をかけてしまうなら
治すべきだけど
そうでないなら
その子が落ち着く環境で楽しめればそれでいい
ゆっくり色んなことを経験させて
そのうちに
あ、これ、楽しいぞって思えるようになったら
また次の楽しみをチャレンジすればいい
人間も同じ
こうあるべきという概念はその人を苦しめて
社会で生きにくくしてしまう
なによりも
生きてて欲しい
そこから全てが始まるから
いろんな考え方
進み方
あると思う
あってもいい
私は少し考えてみようと思う
こうすれば、楽しいはずとか
そのためにはこれを乗り越えなきゃならないとか
そのやり方を、個々にあった方法で変えていくしかない
幸せにしたかった
幸せになると思ってた
その未来を奪ってしまった
私の やり方で うめちゃんの未来を奪ってしまった
絶対に
繰り返してはいけない
うめちゃん
ほんとにごめんなさい