犬を 一匹保護すると決めるのは
私の場合
まずはセンター収容写真から
そして、
自分が保護出来る条件に合うのか
その子についての情報から
検討する
例えば、
激しい威嚇、噛みつきがないこと
⇒矯正出来る自信がないから
パルボなど感染する病気を持ってないか
⇒他の保護犬を守るため
中型犬以上の場合は メスであること
⇒オスは、うちの愛犬と、あおが攻撃し
危険であるから
たくさんの収容犬達の中から
自分が保護できそうな子を
選んでいる 現実
条件に合わない子は
どんなに 助けたいと思っても
諦めてきた
でも
どうしても
どうしても
諦められない子。。。
他の犬たちが
不安と恐怖で固まる中
この子は 保健所の職員に
オスワリして 笑顔を向けていた
首にはマフラーらしきものも巻かれ
歯の状態から まだ若そうだ
「きっと、飼い主が 迎えに来るよね」
そう思い
収容写真を閉じた
。。。が、期限が切れるその日になっても
収容写真が消える事はなく
飼い主は
笑顔で待つ この子を
探さなかった…
この子がメスならば
すぐに 「保護する!」と
宣言していただろう
だけど この子は
オスだった
。。。うちには、置けない
どうしよう、、、
それでも 諦められなくて
あの子の笑顔が頭から離れなくて。。。
「連れておいで (^~^)」
叔父さんが 言ってくれた
さくらのトライアルが一週間後に決まり
また キャパが空くし
もしも、一緒の犬舎に入れられずとも
他にも 隔離場所は たくさんある
今までも ずっと
大型犬を多頭飼育してきた
叔父さんなら
安心して 任せられる
そして、、、
1/28(木) センター出所
職員に連れられ
収容棟から繋がる廊下を
歩いてきたこの子は
尻尾をちぎれんばかりに振り
私の元へきて
お漏らしした
それほどまでに、檻から出られた事が
嬉しくてたまらなかったんだろう
見ず知らずの 人間に
疑うことなく 純粋な目で
身体全部で 笑顔を向けてくれる
助けられて よかった
本当に 心から そう思った
諦めなくて よかった
抱き抱えて 車の後部に乗せた
センター職員が
「良かったなぁ~
嬉しいなぁ~」って
喜ぶ この子を 何度も撫でながら言った
職員も 殺したくはないんだ
「出来ることなら助けたい」
その思いは 同じなんだ
「さぁ! 帰ろう」
後ろにリードで固定するも
甘えん坊の この子は
私の横に来ようとした
叔父さん宅へ行くまでの一時間
車に酔うこともなく
おとなしく乗ってたよ
到着し、まずは 叔父さんとご対面
次は さくらたちと ご対面
大丈夫みたい
この子は まだ若くて
1歳になるか ならないか、くらいで
まだまだヤンチャな盛り
叔父さんにラブラブな さくら と
さくらに 興味津々な この子
マウントするから、
さっそく病院に行き、検査して
去勢手術も完了~
フィラリア(ー)
体重 18Kg
まだまだ子犬をあがりの元気な男の子
性格は抜群に良くて
何をしても
怒らず ヘラヘラ笑ってる
躾もせずに
ただ、無責任に可愛がり
リードは引くわ、、、
飛びかかるわ、、、
手に負えなくなり
捨てられたんだろう
小さな子猫にも 遊ぼう~って
寄っていき
「シャー!!!」って怒られて
後退りして逃げた
オモシロイ 奴だ
捕獲され 檻の中から
「ボクは イイ子ダヨ。。。
ダカラ ボクヲ 出シテ 」と
人を信じることを止めなかった この子
名前は【ジャッキー】に決定!!!
ヤンチャで
明るくて、素直で
デカイ赤ん坊のような ジャッキー
リードの引きの矯正と
待て!が出来るように
叔父さんが訓練してくれてます
きっとね
しっかりと指示が入る子になってくよ
笑顔の可愛いジャッキーを
よろしくね
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ボク イイ子ダカラ。。。
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