トライアル中のはずの
ココロじぃちゃん
オーナー宅の ランで
のんびりお散歩
｢あらま、帰ってきたの？｣
いえいえ
実はトライアル先の ママさんが
全身に帯状疱疹が出来て、高熱で寝込み
お世話どころではなくなったので
一時的に、オーナー宅にステイ中～
繋留が出来ない ココロちゃん
日に何度も、ランでウロウロして
お昼寝はクーラーの効いた室内で
オーナー、ありがとう！！！
｢ぢゃ、ママさんが 元気になったら
また、トライアルに入るの？｣
いえいえ
ママさんが治ったら
正式譲渡なの～
ｳﾚｼｲ
シニアで
両目も薄く
フィラリア陽性で
ガリガリで。。。
｢こんなボロボロな犬、、、
里親見つかるんですかね？｣
センターに、この子を迎えに行った時に
職員から言われた
私たちが抱え込まないように。。。
センター側の配慮の言葉だろう
ボランティアの中には
譲渡に繋りやすい子を、と保護する基準を
イロイロと決めてる団体も多く
それは、とても大切な事で
毎日毎日、大量に収容される犬たちを
一匹でも多く助けるには
【もらわれやすい子】を
選ばざるをえない
それも、また、苦しい選択だと思う
私たち はぴねすの保護条件は、
【威嚇・攻撃性がないこと】
あとは、今のキャパを考えて
保護できる大きさ、性別、吠えの状況
など。。。
ココロを保護したのは
この子が捕獲された その日に
保健所で 出会ってしまったから。。。
里子に出やすい、とか
考えては なかった。。。
ただ、この子を諦めることが出来なかった
この子を諦めると、私の心が
壊れてしまいそうだった
正直、、、センターにお迎えに行き
この子に会った時に
「看取りになるかもね、、、」って
覚悟は決めていた
でも、そんなことより
この子が生きて センターから
出てきてくれた事が
この子を、保護できたことが
有り難かった
「連れてきなさい(^_^)」
私の話を しっかりと頷いて聞いてくれて
笑顔で返事をくれた 叔父さん
ありがとう
誰が見ても譲渡は、難しいかもと
言われる デッカイミックス犬を
「助けたい」と言う私のワガママに
「了解！頑張ろう！」って
いつも 言ってくれる はぴねすメンバー
私を信じてくれてるからだよね
ありがとう
そして、いつも、いつも
医療費が莫大にかかる犬たちを救えるのは
ご支援くださってる
たくさんの方々のお陰です
ありがとう
ココロは
お母さん、お父さん、息子さん、お孫さん
たくさんの 家族に
「よく、来たね～(*^^*)」と
撫でられ
【ラッキー】という 名前を
もらいました
ラッキー
自営業をされてる お宅の事務所の
クーラーの効いた室内で
仕事中のお父さん・お母さんの横で
お昼寝し
お散歩は、朝、夕方、夜、１日３回
夜は、涼しければ自宅のお庭にフリーで
暑ければ、事務所でクーラーいれたまま
おやすみ～
お散歩も引っ張ることなく
のんびり、ゆっくり歩く
誰が来ても ニコニコ笑顔
ご近所さんからは、
ラッキー、あんた、ここのお宅に来れて
幸せよ～～
って 可愛がられて
ママさんは
「私たちが 元気なうちに 看取れる子を」
と、言ってて
ラッキーに
「あんたも おじぃちゃんだけど
出来るだけ 一緒に長生きしようね～」って
優しく撫でてくれて。。。
たまに 聞く言葉
「飼い主に棄てられて収容された子達は
自分たちが殺されるのが分かるんよ」
感じとる子もいるかもしれない
でも、大半の子達は
訳が分からぬまま収容され
殺されていく
ココロは、ずっと笑顔だった。。。
収容棟でも 笑顔だった。。。
決して 【生きること】を諦めず
まっすぐに 人を 信じた
ココロ
シニアだって
ボロボロにされたって
こうして 生きてさえいれば
もう一度
今度こそ
幸せになれる チャンスは巡ってくる
ココロ
ありがとう
あなたの笑顔が 穏やかに
ずっと ずっと
続いていくことを 願って
ココロ
おめでとう
↧
ココロ と 心
↧