8/30 福岡市センターより
悩みに悩んだ末に引き出した
Mix子犬
ありぃ家に 数日間 スティしてましたが
9/2より クリ家に 移動~
興味津々で 寄ってくる皆の衆
「なんか、変なヤツ来たぞ」って
感じで クンクン匂って
あとは、知らん顔で去っていった皆
しかし。。。
レンは 皆と違い
子犬の 体を舐めてやったり
なんだか、母犬のように 接していた
優しい レンちゃん
子犬は。。。
何かに興味を持つと
デッカイお耳が ピーンと立ち
四肢が悪くても
手足をバタつかせて 這って移動する
お水だって、ちゃんと 飲みに行けるし
ご飯も、自分で食べに行けるよ
頭がかなり 揺れるから
上手に 口に入らない事もあったりで
食べるのに時間がかかっちゃうけど
食べたあとは~
ハイハイして どこ行くの~
Σ(゚ロ゚;) な、な、なんと
シーツで ちゃ~んと ウンピと
オシッコ
まだ、2ヶ月の赤ちゃんなのに
ずっと、センターでケージに
隔離されてたのに
いつの間に覚えたの
見た目は 確かに 【普通】とは違ってて
立てないから 不自由なことも
あると思う
でも。。。
なんか、ね、、、
この子を見てても 全然
【可哀想な子】ではないよ
だって、本当に
な~んにも 手をとらない
ありぃちゃんなんてさ~
「お散歩行かなくて良いから
楽や~ん」って 言っててさ
それ聞いたら。。。
そうや~ん("⌒∇⌒")
って、何か、不自由さも
良い方に 捉えたり~
皮膚がアカラスで 本当は痒いんだろうけど
手足が不自由だから、掻けない
普通は掻き破って出血したり
傷から菌が入って二次感染起こしたりと
掻かせない様に大変だけど
それもないから、治るのも、早そう~
アカラスは、すぐにキレイになるね~
しかし、体の揺れについて
何が原因なのか分からないから
ボーちゃん掛かり付けのパル動物病院へ
行くことに
病院に行く準備をしてたら娘が
「え?この子、どっか悪いん?」って、、
………は?思いっきり、皮膚病やし
ガクガク揺れてて 歩けない子犬を目の前に
どこが悪いん?って、、、
子供ってさ、、、
目の前の命が 全てで
それを そのまま受け入れて
病気も個性と捉えるんだろうね
でも、そういうところ
何か、嬉しかったりする
さて
病院へ行くと
やはり、待ち合い室の皆も
病院スタッフの皆も
「え? 何? この子…」
って感じで 見る
そうよね
私も最初は戸惑ったもんね
体重 2.3kg
センター職員 推定では
誕生日は 6/26だろう、と。
なので、2ヶ月ちょっと だね~
先生も [初めて] の症例らしく。。。
いくつか 考えられる 原因を
一個ずつ消去しながら病名を確定し
治療を行おう!と。。。
皮膚のアカラスは、3ヶ月に1度投与する
薬を飲ませ
あとは、薬用シャンプーで 完治するだろう
四肢は立てず
頭、眼球、体、全てが小刻みに揺れている
興奮すると、揺れが激しくなる
これが、一体、何からきているものなのか
まずは、血液検査で
内臓疾患がないか、を詳しく調べる
。。。が
全身が揺れているため
子犬の小さな血管から採血しようと
針を刺しても すぐに ズレテしまい
血がとれない
何度もチャレンジし
やっと少しとれた
先生は
「目がブルーなのも気になる…」と。
ジステンバーに 感染した子の特徴に
似ているそうだ
そして、次に考えられる病気は
【小脳低形成症】
小脳における 障害
何らかの原因で 小脳が萎縮、もしくは
生れつき 小脳がない 、など、、、
この病気の症状として
・体のバランスが奪われる
・眼球運動の操作が出来なくなる
・体を動かすことが困難になる
・姿勢を保てない
・歩行障害が起こる
・まっすぐ歩けなくなる
・すぐに転倒したり、よろけたりする
・食事の入った容器と自分の口との距離がわからず、食事がうまく行なえない
・何か動作するときに体が震える
全てがこの子に 当てはまる
これを調べる為には
血液検査
レントゲン検査
脳脊髄液検査
MRI
を する必要がある、、、と
そして、この検査をするには
全身麻酔が必要になり、そのリスクも
背負わなければならない
「先生、この子、体は震えるけど
ご飯も、水も、トイレも 全部 自分で
できるんです
お腹を引きずるし、車イスをこげないから
お散歩は行けないけど
立って歩けなくても
生きていけるから、このままでも
問題ないよね~」と、私が軽~く言うと
先生は、
「あなたが、考えてる以上に
この子は重症ですよ。
この子が、このまま生きていけるのかも
調べないと分かりません。
進行性の小脳障害(ウィルスや病原菌など)の場合は
このまま放置しておくと 危篤状態になる
原因を見つけて、治療をしても
この子が【普通】に歩けるようになる
確率はゼロだろう。
しかし 治療により、症状を緩和し
進行を防ぎ、他の病気も防ぐ事ができる
この子は今、保護されているから
生きていられる
だけど 野良犬のまま、外にいたら
すでに、餌も取れず、傷だらけで感染症
になり、死んでいただろう…」と。
、、、、え?
生きられるか どうか、、?
そんな 言葉 全く 予想してなかったから
何て 返事をしていいか 分からずに
ただ、子犬を抱き締めた
子犬は抱き締められると
不思議と 震えが 止まる
この子を保護すると決めた時
私は、この子が どんな状態になろうと
見捨てない、と覚悟した
一生歩けなくても
里子に出ずに、うちにずっといても
それでも。。。
たくさんの 優しい手で 乳飲み子から
ここまで 育つことができ
そして、うちに来たのも何かのご縁
ボーちゃんと同じく
この子は 生まれながらに
障害を抱えてるけど
それでも、 こうして生きていられるのは
とても 運の強い子なのかも
このまま、何もせずに
もしも、この子が死んでしまっても
それは、この子の寿命だった、と
思うしかないのかもしれない
でも
【生きていくために】
この子に してあげる事があるならば
私は してあげたいと 思う、、、
高額な 検査代になるだろう
どこまで、やるのか
何を 目的とするのか
ただ、私は
せっかく助けたこの子を
笑顔で過ごさせたい
それだけ。。。
血液検査の結果
貧血があるものの
肝臓・腎臓などの臓器は
異常なかった
「今後の治療については
話し合いながら決めて行きましょう
まずは、検査をするかの決断を次回までに
決めてください。」と、先生は言った。
帰りの車、後部座席に
疲れて眠る娘と、寄りそう子犬
本当にお利口さんで
じっとしたまま
車酔いすることもなく
粗相することもなく
くっついて 眠った
検査を受けよう!
そう 決めた
この先、ずっと かかる
ボーちゃんの薬代
黒ラブの治療費
そして、この子の検査や治療費
大丈夫だろうか、、、
あの小さな体で 検査に耐えられるだろうか
心配はつきないが、、、
なんとか なるさ!
なんとか するさ!!!
無邪気に遊ぶ この子は
本当に 【普通】の子犬
メグミ
この子の名前
これから、この子が
健康に恵まれます様に
幸せに恵まれます様に
たくさんの奇跡が
メグミを 救ってくれますように
この子の治療費にと
中松 さんよりご支援いただきました
ありがとうございます
私が 一人で この活動をやっていたなら
きっと、ボーちゃんも
他の子達も
助けてあげられなかったかもしれない
治療も、検査も
出来なかったかも、、、
私が 【決断】出来るのも
保護できた子達の 笑顔を見れるのも
たくさんの 支えがあってこそ
本当に
本当に
ありがとうございます
↧
支えと【決断】
↧