老ダックスについて。。。
その飼い主から話を聞いたのは昨日で
怒りと 心配で仕事が手につかず
その飼い主の家を調べて
区長に直接聞きに行こうか、、など
イロイロと考えてた
しかし、、、
【個人情報保護法】
今は、他の患者の前で
安易に名前を呼ぶことさえ
禁止されている
ましてや
患者の情報を医療目的以外に調べるのも
使用するのも、もちろん 禁止
医療従事者として 毎年 何度も
研修を受けていて
安易に【 決り】を破ることは出来なかった
その飼い主が入院してから
10日が経っていた
もう、間に合わないのか
なんとか 無事でいて、、、
そう、願いながら
今朝、職場に着いて一番に
あの クソッタレ飼い主の部屋に行った
「連絡はとれた?犬は、どうなった?」
飼い主は
「あぁ~、まだ、電話してなかった」
と、また 笑っていて
その 笑顔に 血管切れそうになるのを
我慢しながら
「もう いいから 私が電話するから!!!
区長の番号を教えて!!!」
さっそく電話すると
区長(70代の男性)が出た
そして、私が飼い主の犬の件で、、、と
言うと、区長は急に怒りだして
「アイツらは、めちゃくちゃで困る!
急に入院して、娘が来たと思ったら
犬は、処分してくれ と言い残し
その後は全く連絡が取れん!
私らが保健所に電話しても、飼い主の
身内以外からは引き取れないと言われ
仕方なく、餌だけやりに行ってる!
いつ退院するかも分からんし
いつまでも 続けられん!
飼い主が死んだら 町に葬儀の助成金を
申請したり忙しくなるのに
犬どころやない!!!」
大声で怒鳴られ、、、
しかし、まだ、生きてるんだと
ホッとした
しかし 明らかに 犬の世話をすることを
厄介に思ってるのが分かり
「犬を私が引き取りに行きます」と
言うと
「あんたが、保健所に連れてってくれるんか?
そりゃ、助かる!」と急に 声が変わった
「いえ、保健所には連れていきません
うちに連れて帰ります」との私の返答に
「あんた! あんなヨボヨボして
死にそうな犬を連れて帰って
どうするんじゃ!?
もう、長くは生きんよ
どうせ、死ぬのに」 と。。。
もう、何も 話したくなかった
とにかく 無事が分かった
間に合った
今日、仕事が終わり次第迎えに行くと
伝えて、場所を聞いた
20歳
ずっと暮らした家に居たいだろう
飼い主の帰りを待っていたいだろう
急な環境の変化に戸惑うだろう
でも せめて
最後が処分器ぢゃなくて
良かった
少しでも 落ち着いてすごしてくれたら
いいな、、、
今日の夕方 迎えに行ってきます
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老ダックスたち。。。
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