数日前より 食欲が落ちてたクララ
いつもは 寝てても 鼻の近くに オヤツを持ってくと
急に起きあがりパクって食べてた
でもここ数日は
あまり、欲しがらなくなってきてた
栄養をつけさせようと オーナーが馬肉を
調理して フードに混ぜてくれたり
いろいろ工夫しながら なんとか食べさせてくれてた
昨夜2時ごろ
「クララが 熱がある」と連絡があった
今までも ちょくちょくと 熱を出してはいたが
薬で下がって食欲も戻ってきてた
今朝は
「熱が下がったよ~。様子をみてます」と
オーナーが言ってくれたので私は仕事に。
でも、何となく気になり 早退してクララのとこへ
pm5時過ぎに到着
オーナーが
床に横たわるクララのオムツを外したり
回りに敷いてるシーツを変えたり
体を拭いたりしてた
「クララ~!ただいま~!」って側による
クララは頭を上げない
私が着いた時に血便をしてしまったクララ
高熱が出たからかなぁ、、
と、お尻を拭いてる間
クララは 静かに
静かに
眠っていた
私とオーナーは
昨夜のクララの様子を話したり
クララに話しかけながら お世話をしながら
クララの息が止まってることに気づかなかった
あまりにも動かないクララに オーナーが
「息をしてない!」と気づいて
クララ!
クララ!
と呼びながら 顔を持ち上げ目を見る
その目は もう なんにも映してなくて
胸に耳を当ててみても
心臓の鼓動は聴こえない
クララが
もう
起きない
信じられなくて
頭がついていけなくて
でも
まだ 温かいクララを 撫でながら
眠ってるだけの 様な穏やかな顔を見ながら
「クララ 頑張ったねぇ
もう、ゆっくり おやすみ」って
クララの【死】を受け入れて行った
クララがこんなに 穏やかな最期を迎えられたのは
24時間体制でみてくれてた オーナーのおかげ
オーナーに感謝の意を伝えると
いつも気丈なオーナーが別の部屋で泣いていた
いつ死んでもおかしくない状態で保護してから
5ヶ月弱の間
毎日 お世話してくれたオーナー
すごい悪臭と ベタベタの体は
日々のケアでどんどん綺麗になっていき
どんどん 毛も生えてきた
ガリガリで 骨が浮き出て
砂漠の死骸の様だった体も
ふっくらと肉がつき初め、体力もついてきて
「クララが立ったー!!!」って
仕事中の私に教えてくれたオーナーと
一緒に喜んだこと
足が固まってしまわないようにって
歩くリハビリを頑張ったこと
オヤツの袋を持ってると
頭をひょいってあげて 催促してたクララ
初めて 吠えた声を聞いた時は
感動したなぁ
抱える度に 重たくなってることが
大変ながらも 嬉しかったり
クララを保護してから 4ヶ月と22日間
ボロボロだった 老犬は
たくさんの 奇跡を起こして
私たちに 勇気を与えてくれました
そして。。。
最期は
本当に 眠るように
そのまま 永遠の眠りにつきました
クララ
ありがとう
応援、ご支援くださった みなさん
ありがとう
そして オーナー
すごく すごく 大変だったと思うのに
一言も嫌事を言わず
最善を尽くしてくれたこと
心から 感謝します
オーナーの
どんな子であろうと
1つの命として 尊重し
真剣に向き合う姿を側で見ながら
私は たくさんのことを学びました
悔いはありません
クララは 本当に 穏やかに 旅立ちました
明日の朝
霊園に行きます
クララ
今まで たくさんの ご支援、応援
本当にありがとうございました
クララを保護してから
たくさんの人間トラブルがあり
正直、精神的にまいることもありました。。。
だけど、クララの穏やかな最期を
看取れたこと
本当に良かったと 感じています。
明日の朝、霊園に行きます。
遺骨は、そのまま 納骨します。
オーナーが今まで看取ってきた犬たちの
納骨堂があるので
クララも そこに入れたいと思います。
遺骨に関して、イロイロと考えましたが
そう決めた 意思を 理解いただければ
有り難いです。
はぴねす クリ
(シャンプー後の リハビリ中のクララ)