見てしまった。。。
収容犬写真。。。
もちろん 収容犬は、この子だけではなくて
他にも
たくさんいるんだけど。。。
保健所の職員が、
前足を抱えているところを見ると
威嚇、攻撃性はないのだろう
何かを諦めたような その表情に
釘付けになった…
一旦
画面を閉じる
でも、、、ずっと気になって
何度も 何度も
収容写真を見ては
閉じ …を 繰り返し…
そして
「ありぃちゃん…
どうしても気になる子がいる…
様子を見てきて～～」と お願いした。
仕事の合間を縫って
センターに接見しに行ってくれた
ありぃちゃん。
全く手入れをされず、
悪臭を放つ 毛玉だらけの毛。。。
怯えたように
隅っこにいた この子は
ありぃちゃんが呼ぶと
静かに ゆっくりと
側まで近づいてきたらしい。。。
どうして 自分は ここに居るのか。。。
これから どうなるのか。。。
何をされるのか。。。
不安で仕方ないんだろう…
「出たい…」
「出たい…」
「ここから…出して…」
接見を終えて
センターを出る ありぃちゃんの後姿を
この子は
静かに、じっと見ていた、と。。。
それを聞いて
「出そう！」
って、決めた
センターから犬を保護する時
私が必ず条件にあげることは
【威嚇・攻撃性がないこと】
それさえクリアしていれば
老犬であろうと、
病気であろうと、
「この子は何とかしたい！」
と、決めた子は
保護してきた。
しかし、今
私は
難病を抱えるボーちゃんと
フィラリア末期の ムク
乳腺腫瘍全摘の手術を控えてる あんず
里子に出せそうにない子や
医療費がかかる子達を抱えているから
もし、センターの子が
フィラリア強陽性だったら
諦めるしかないね、、、と
ありぃちゃんと話していた。
その旨、センター長にも
伝えていた。
引き出し当日。
フィラリア検査は 結果
【強 陽性】
諦めると決めた ラインを超えていた
シェルターを持たない私たちは
安易に、犬を抱え込む訳には
いかない。。。
でも
でも
諦められない！！！！
たくさんの収容犬たち…
覚悟を決め
引き出した子達は
せめて
救えなかった子達の
無念
恐怖
痛みや 苦しみ…
それらを背負い
絶対に幸せに繋ぐんだ！ と 誓う
収容写真を初めて見た時から
この子の 悲しい 目 に 引き付けられた
何とかしたいと 思った
何度も 諦めようとしたけど
できなかった。。。
そして。。。
8/28日 センターより無事に出てきた
センターの犬舎での
暗い表情が
外に出た途端明るくなり
少しだけ
シッポが上がったそうだ
すごく
すごく
怖かったんだね…
分厚い毛に被われているが
身体は痩せている
うちに バトンタッチまでの数日間
ありぃ家にステイ
居るか 居ないか分からないくらい
静かにしていた、と。
他の犬達に、威嚇することもなく。
まだ
自分の置かれている状況が分からず
戸惑っているんだろう
でも
ありぃちゃんの手に
そっと寄ってきて 甘えるんだって
信じて くれるんだね
大丈夫
きっと幸せになれる
信じてくれる この瞳が
きっと キラキラ輝いて
きっと
きっとね
からだ全部で、
甘えてくれるようになる
命名 やえ ちゃん
はぴねすの 仲間入り
やえちゃん
幸せを探して
歩いて行こうね
一緒に