動物愛護センターの ホームページには
収容動物の写真が掲載されている
迷子犬（猫）として
飼い主を探す期間
動物の特徴や、首輪の有無など
飼い主の元へ帰れることを 目的として。。
私たちは
その写真と情報を元に
飼い主の迎えがなく 殺処分されることが
決定した子達の中から
自分達に責任が持てる子を引き出し
保護している
もちろん 全ての子を救うことは出来なくて
ほとんどが 殺されていく
どんなに、人懐こい と書かれていても…
センターの譲渡枠も限られていて
私たちボランティアも 自宅での 保護
それぞれに仕事を持っていて
家庭もあり
もう、すでにたくさんの 保護っ子を
抱えている
それでも、、、
何とかしたくて
助けたくて
必死で 頑張ってる
『大丈夫』
『大丈夫』
と、小さな命を抱き締めてる
救えなかった子達の収容写真に謝りながら
だが、、、
収容写真に載ることもなく
ひっそりと 殺処分される子達もいる
【飼い主による持ち込み】
いわゆる 【不要犬】
収容写真に載らなければ
最後の命の綱である 里親へ繋がる道すら
断たれてしまう
動物を持ち込んだ元飼い主の
個人の権利とやらを守るために
持ち込まれた命は 公開されることなく
苦しめて殺される
間違ってる！！！
おかしい！！！
命なんだよ、、、
ゴミなんかぢゃない！
命なんだ、、
最近は、愛護センターでも
何とか命を繋ぐために
収容された 持ち込みの子も ボランティアへの
譲渡対象として 情報を教えてくれるように
なった
持ち込んだ個人の情報は分からないが
どうして飼育不能になったのか？ その理由は
書かれている
そのほとんどが
【飼い主の死亡】【飼い主の入院】による
飼育困難
動物を飼うとき
まさか 自分が飼育していけなくなるとは
誰も思っていないだろう
家族は、身内が動物を飼うことを決めたとき
万が一の時に自分達が責任持てないなら
飼うことを反対すべきだ！！！
もしくは
自分達が引き取れない状況になってしまったならば
身内が残した 小さな家族を
息をしている 小さな家族を
生きていけるように 必死で 策を考えるべきだ！！！
きっと アンタらは
『ごめんね、仕方ないんよ』と
嘘の哀れみの表情を見せて
保健所に持ち込み 処分料として、1000円札を
数枚置いていく
残された 犬は。。。
ただ、そこに たたずみ
飼い主が来てくれるのを待つしかない
でも、この子達を待ってるのは
飼い主の温かい胸なんかぢゃなくて
冷たくて苦しい
処分器、、、
14歳 去勢済みの シーズーMix
この子もまた、収容情報には載らない子
持ち込まれた子
【人懐こい】と 書かれていた
保健所の職員も 殺したくはないのだ
【無駄に吠えない】とも 書かれていた
助けたいのだ
収容情報に掲載されている子達は
何とか他の団体が保護してくれた
この子だけが 残った
『迎えに行くよ！』
弥生さんが 動いてくれた
寒波が押し寄せる 極寒の 保健所の犬舎は
シニアのこの子には 酷である、、、
弥生さんのおかげで
無事に 檻から出てこれた
不安で不安で仕方ないこの子は
車の中で ずっと
鳴いてた、、と
足に出来た腫瘤が破れて 出血していたらしく
そのまま 病院へ運んでくれた
局部麻酔で 切除することも できるそうで
それは、体調を見ながら
先で やることにした
心臓が悪く、歯石も酷い、と。。
血液検査や、胸のレントゲン
心臓エコーなどで、問題なければ
歯の処置と一緒に 足の腫瘤も
取ってしまおう
ただ、この子には先に
心のケアが必要だね、、、
14年間 共に過ごした飼い主に
突然捨てられた
心がついていけなくて
当然だよね、、、
龍太（りょうた）
弥生さんが付けてくれた
1/10 はぴねすに 仲間入り
何とか無事に保護できて
ホッと一息していたところに。。。
職場の看護師より相談の呼び出しが
入院患者が 飼い犬を世話できないから
困っている、と。。？
入院してるのは 66歳 男性
家にいる 嫁さんも 体が弱くて犬のお世話が
無理になっている
近所に飼ってくれと お願いして回ったら
保健所に連れていって殺処分してもらえ、と
言われた
詳しく聞くと
飼っているのは 犬７匹 猫 ２匹
愕然とした、、、
その男性の言うには
自分達には子供がいない
犬や猫が 子供だった
トイプードル ３匹、シュナウザー ２匹
ペットショップ にて購入
雑種犬 ２匹
猫は４匹いたけど ２匹は貰い手を見つけて
今は２匹だけになった
犬も猫も 全て手放したい、と、、、
自分達の子供同然で育ててきた
お金を出して わざわざ ショップで買った
交配は一度もせず 発情の時には
部屋を分けていた
全部、部屋の中で飼っている
とても 大切に飼っていたから
できることなら 手放したくない
だけど、自分も体を壊し、嫁も体が弱くて
とても お世話をしてはいけない
無理だ
だから 全部手放したい
男性は 話ながら涙ぐんでいた
私は
ただ、メモをとった
何かを言う気力もなかった
疲れはてていた
頭が回らない
自分達の子供同然で育ててきた子達を
手放したい？！
意味が分からない
持っていた ペンと メモ用紙を 投げつけて
怒鳴りたかった
『命を棄てようとしている
アンタに泣く権利はない！』
アンタは死ぬような病気をしているんじゃない！
歳をとれば、誰だって体力も無くなる！
ましてや、無計画に犬を ７匹も購入し
猫を拾ってきて
自己満足に育てて
もう無理だ！と 他人に丸投げ？！
無責任すぎる！！！
二言目には 『 殺処分は可哀想で、、』
それを言えば 誰かが同情して
あんたが 子供だと育ててきた 犬や猫を
引き取ってくれるだろう、と？！
もう、、、
いやだ、、、
なんで、、、
こんなんばっかり
悔しくてたまらない
そして
私は
聞いた以上は気になり放置しておけなくなる
腹が立って
何故か 涙が止まらない
ずっと走り続けてる
終わらない
クソッタレの 人間ども
我が身のことしか 考えないヤツラに
苦しいなんて 言わせない！！！
苦しめて苦しめて
命まで奪われるのは
お前らが 切り捨てた
純粋な命なんだ！！！！！！
ごめんなさい
私も壊れそうです
許せなくて爆発しそう
殺処分なんて させない
絶対に させない
絶対に