20日に熊本の繁殖屋へ介入し
そこに置いておけない子達をレスキューした
同時にセンター処分日にて、処分対象となる子を2匹保護した
ボランティア仲間と同時進行で動いた
引き受けた犬たちは すぐに病院に運び
トリミングして
各預かり先へとバトンタッチ
うちにも2匹仲間入り
21日は新入り愛ちゃんの様子を見ながら
注射器で水と栄養を与えていた
夜、スーパーに人間の晩御飯の買い物に出ている時
姉から電話が鳴った
「お母さんがおかしい!
今、救急車を呼んで待ってる!」
意味が分からなかった
母とは数日前に電話で話していた
日曜辺りに、実家に行くね〜と伝えていた
何が起こったのか?!?!
とにかく、どこに向かえばいいのか聞くと
搬送先が決まったら連絡する!と言われ
電話は切れた
私はスーパーで買った惣菜を急いで家に持ち帰り
子供に渡して、母が倒れたことを伝え
今から病院に行くからこれ、食べておいて!!!と
言った
救急車が到着しても
数十分間、受け入れ先の病院が決まらず
救急車は実家の前に止まったままだった
その間に母の脈は触れなくなり
血圧も40まで下がり
母の手も足も顔も 真っ白になっていった
やっと受け入れ先が決まったが
実家から1時間ちょっとかかる病院だった
救急車には姉が乗り
私は自家用車で向かった
運ばれたのは心臓外科の名医と言われている病院
どうしてこの病院?!?!
母は血圧が高かった
脳外科じゃないの?! と思ったが
救命救急士の判断は【心臓】だった
母はすぐにオペ室へ運ばれ、心臓血管のオペとなった
病名は
急性心筋梗塞
心臓の血管3本ともが詰まっていて
無数の血栓も見られ、時間の問題だった、と
オペ室の前でただ待つ時間が長くて
中でどうなっているのか、母は無事なのか
不安でたまらなかった
夜中0時を回る頃にやっとオペ室から医師がでてきて
説明してくれた
77歳という年齢の割には
血管がボロボロ過ぎでしたが
なんとか無事に手術を終えました
ただ、1本の血管の手術を緊急でしただけなので
他の2本の血管も2週間後に手術する必要がある
今、一度に全部は出来ない
まずは、無数に出来てる血栓を流す点滴をするが
血栓が脳に飛ぶ可能性もある、と
現状と、治療法と、それに伴うリスクと
今後の見通しなどを医師が
分かりやすく説明してくれてはいたが
私は頭が混乱していて
あまり話が入ってこなかった
姉が横でしっかり質問してくれてたことが
とても、心強かった
CCU(集中治療室)に入院することになり
オペ室から母が運ばれてきた
たくさんの機械の管が母に繋がれていて
目を瞑っていた
先生が母に話しかけると
母が突然目を開けて、私と姉と妹を見て
「お母さんね、心臓の手術をしたんだって
心配かけて、ごめんね」
と、私たちに向かって言った
話せてる
意識がしっかり戻ってる
驚きと
ホッとしたのと
怖かったのと
もう、なんか、感情が入混ざって
言葉が出ず
ただ
母が生きててくれて
いま、こうして話が出来てることに感謝しかなくて
泣きそうになった
そこから入院手続きなどして
帰宅したのが夜中の2時近く
ホットして
あ、、晩御飯食べてなかった、、、と思いだしたけど
せっせと
犬たちの うんち掃除して
愛ちゃんに水を飲ませて
風呂も入らず犬たちとベッドに入った
その2時間後、夜中4時頃に
妙な音で目が覚めた
愛ちゃんが立ち上がり、すごい水下痢と嘔吐をしていた
そのあと、汚物を避けて倒れこんだ
ベッドに運び、また、嘔吐してもいいように
枕を下に入れ顔を横に向けた
獣医師にもLINEした
愛ちゃんの意識はあった
他の犬たちの世話をして、
愛ちゃんを車に乗せ病院へ走った
母親のその後も気にはなってはいたが
何かあれば第1連絡先になってる私のケータイに
電話があるはず
ケータイはずっとポケットに入れていた
愛ちゃんを病院に預けて待っている間に
熊本レスキューチームから緊急保護の相談が入った
繁殖屋の経営者は 犬に対して異常な執着心があり
手放すことを拒み続けてきた
が、、やっと、少しづつでも犬を手放して
自分たちの年齢や病気もあるから
もう、辞めるという選択肢を考え始めていた
長く通って説得を続けてくれた現地ボラの頑張りが
通じた
しかし、繁殖屋は気まぐれが多い
辞めると宣言して辞めなかったり
手放すと言ったのに
次に引取りに行ったら、やはり妊娠したみたいだから、産んだ後に やる、と言ったり
いま、この場で 保護できなければ
次に無事に保護できる保証は無い
東京ボランティアのキャパが1匹分空いていた
そこに、1匹お願いして
あとは空輸は出来ないと判断し
私がなんとかする!!!と返事をした
子犬や子猫を空輸すると鼓膜が破れることがあると
聞いたことがあり
怖くてできない
母親は
できるだけ、子犬と一緒に置いててやりたいと
思った
妊婦さんは、空輸なんて もっての外
あんな劣悪な環境で
水が十分に飲めない環境にいて妊娠
母子ともに無事である保証もない
うちにいても、100%対応出来るとは言えない
だけど、あの現場には1日も置いておきたくなかった
万が一、母の病院から連絡があれば
すぐにかけつけるために
その日に組んでいた面会や譲渡手続きなど
全てキャンセルしていた
が、、、、緊急保護に走らなければならなくなった
リナさんが途中まで移送を協力してくれて
無事に保護できた子達
みんな、お腹いっぱいご飯食べて
綺麗な水をいつでもたくさん飲める
犬用のベッドに寝れるようになったり
子犬たちと暴れて遊んだり
寒くも暑くもない
温度管理されてる部屋で
安心して過ごしていけるように
まずは命あること
ここからは
私にできる精一杯で 命に向き合い
そしていつか
命のバトンを受け継いでくれる
家族の元へと 繋いでいく
その後、母は
リスクとして言われていた、脳梗塞を起こした
言葉が出なくなり話せなくなった
しかし早期に発見できたため
点滴で処置できて
言葉も少しづつ戻ってきた
来月の再手術に向けて
足が弱らないように、リハビリも並行して頑張らなきゃならない
術後の心臓の動きがあまり良くなくて
臨時でペースメーカーを挿入してる
母も不安は大きいと思う
でも、今、生きてるから
生きていくために出来ることを
本人も頑張ろう!!って言っている
私も姉と妹と一緒に
母をサポートして行く
一般病棟に移り面会可能となり
着替えやら目薬やら
持ってきてと頼まれたものを渡し
面会時間が終わるアナウンスが流れるまで話をして
「また来るからね!」と病院をでた
そして
そのまま愛ちゃんの面会に向かった
20日に保護し飲めない食べれない状態で
嘔吐下痢が始まり 22日に入院
酷い貧血
その後の検査でお腹の中が鞭虫(ノミが媒介する寄生虫)だらけになっていて
それが、貧血、下血、嘔吐の一番の原因ではないか?と
貧血の進行が止まらず
22日に緊急で輸血を行った
毎日、血液検査をして貧血の進行具合を見てくれてて
もし、貧血の数値が15%を切るようならまた、
緊急で輸血を行う
いつまでたっても食べてくれなかった愛ちゃんが
26日 先生からラインで
「やっと食べてくれるようになりました✨」と
![笑い泣き](http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
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よかったぁーーーー!!!![笑い泣き]()
![笑い泣き]()
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生きてる
愛ちゃん
頑張って
生きてます!!!!
小さく丸まってた
確実に回復に向かってる![笑い泣き]()
![キラキラ]()
![キラキラ]()
![キラキラ]()
![笑い泣き](http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/063.png)
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そして、本日先生から連絡で
「お疲れ様です!
あいちゃん、食欲はかなり出てます!
缶詰が好きっぽくて、カリカリはちょっと食い付きイマイチですが。。
貧血も日に日に少しずつ改善してますので、
明日も数値が改善していれば、
明日以降なら退院できるのではないか
と思います!」
10日間 入院してがんばった
人間の道楽(ペット)を製造するための
金儲けの道具として生かされ
使われ続けてきた
犬としての楽しみもない
身体は痒くてたまらない
腸内は鞭虫と回虫に食い荒らされ
痛くてたまらない
愛されたこともない
草むらを駆け回ることも
フカフカのベッドで眠ったことも
名前すらも無い
ボロボロにされて
死んでいく
そんな命を作り出してるのは
人間だ!!!
作る側(繁殖屋)だけでなく
売る側(ペットショップ)
買う側(ショップで命を買う)
これらが作り出してる繁殖犬
処分をゼロにしろ!とか
繁殖屋を潰せ!とか
言うのは簡単
そう出来るならとっくにやってる
かつて、保健所に収容された犬たちを
保護犬として引き出すなんて
全く出来なかった(引き出させて貰えなかった)
行政は
「前例がないので」と言う
そんなの無いから、作ろうとしているのに
それでも、当時の個人ボランティアが地道に歩み寄って
行政とボランティアとで1匹でも助けられる方向へ
少しづつ進んで行けるようになってきた
繁殖屋にしても同じだ
そこに関わる人間の生活
動物の命は所有物であるという法律
急ぎすぎてシャットアウトされれば
助け出せる命も助け出せなくなる
1匹でも死なせないために
その時最善だと思える方法を探している
そして何よりも
私たちはボランティアである
行政に雇われてるわけでもない
国から1円だって支給されるわけではない
自分たちの生活と、保護っ子たちを守るため
仕事をしないといけない
自分の稼ぐお金だけでは足らず
大半が
助けたい想いで支援くださってる
たくさんの方々の善意のおかげで成り立っている
この活動をしていると
何よりも優先して保護して当たり前のように
言われるが
それは、違う
自分の生活を壊し
自分の家族を守らず
人間に対して不信感をぶつけ
動物だけが信じられる対象になってしまったら
きっと、破滅してしまうだろう
自分自身も誰かの支えで生かされていること
感謝する気持ちを忘れないでいること
人間同士の関わり方
歩み寄り
大切なものはたくさんある
何もしないまま
命を諦めたくない
私はすぐに暴走してしまうので
たくさんの方々に
心配と迷惑をかけてしまってる![お願い]()
ゴメンナサイ
![お願い](http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/517.png)
![ぐすん](http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/061.png)
叱ってくれる仲間がいること
支えてくれる方々
応援してくれる方々
職場の友達や、保育園の頃からの友達にも
たくさんのLINE、メール、メッセージもらってる
ほんとに
ほんとに
感謝してます![キラキラ]()
![キラキラ](http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
まだ若干頭が混乱してるけど
母の回復と愛ちゃんの回復で
少しづつ落ち着いてきてます
私が
しっかりしなきゃ!!!
ですよね![えーん]()
![えーん](http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
長いブログにお付き合いさせてしまい
ごめんなさい
ありがとう