宮崎県の保健所に収容され
ヘルプを受けて 保護した
シーズーの キクちゃん。。。
血便が止まらず 検査の結果
鉤虫が寄生している為の下血だろうと診断され
駆除する為の治療をしていた
が、血便は中々治まらず
先週くらいから 嘔吐も伴うようになり
ご飯も食べず グッタリしている事が多くなった
気分が良いときは ウロウロしてみたり
ワクとじゃれてみたりしてるんだけど
ほとんど 寝ていて
食べない、、、
シニアだし
寝ているのは問題ないんだけど
食べない のは、おかしい!!!
前にかかってた病院で内臓を調べるには
内視鏡検査をしないといけない、と言われてたので
今回は病院を変えて
設備の整ってる ボーちゃん掛かり付けの
パル動物病院へ
ボランティア仲間のTAMAさんが
連れてきてた保護猫ちゃんを見て
大喜び![Wハート]()
![Wハート](http://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/4313.gif)
久々に 嬉しそうにしてるキクさんを見て
私も なんか 嬉しかった![ラブ]()
![ラブ](http://emoji.ameba.jp/img/user/be/bell-tree-911rira/533.gif)
直腸にデキモノがないかの 触診
血液検査の為の採血
消化器菅が ほとんど、働いてなく
腸壁には分厚い壁ができており
それが、腸を塞いでいる
それが、炎症からくるものか、、、
もしくは 腫瘍の可能性もある、と
胆嚢には 泥状の胆汁がたまり
子宮には 膿が溜まっていて
少し陰部からも 膿交じりの出血も認められた
摘便した便からは、まだ 鉤虫の卵が確認できた
トリコモナス・ジアルジアなどの 感染症は
クリア
血液検査では
貧血
脱水
炎症反応の上昇が見られた
医師が 気になる、、、と すごく時間をかけて
調べてくれた消化器菅は 全てがほとんど
機能していない状態で
胃の中には数日前に食べたものが
溜まったままだった
そして
内臓のあちこちにボコボコと
何かがある、、、、
はっきりと 画像で確認できるだけでも
かなりの数、、、
それが いったい何なのか
良性なのか 悪性なのか
そして、キクちゃんが食べれない原因は、、
血便の原因は鉤虫だけなのか、、、
なんにしろ、このままでは 良くない
キクちゃんの体の中で
たくさんの 病気が一斉に悪さを始めて
治療するにあたり、何から手をつけるのか
何を優先するのか
どこまでの 治療をするのか
そして、一番に言われたのが
「この子は、保護して間もない保護犬ですよね?
どこまでお金をかけて 治療しますか?」
と。。。
保護期間とか 保護犬だから、とか関係なく
私の治療方針は決まっている
子宮蓄膿症になってる 子宮の摘出
できれば、ボロボロになってる歯も
痛みがあるかもしれないので抜いてほしい
内臓の腫瘍が 悪性だった場合
抗がん剤治療や、延命のための苦しませるだけの
治療はしないこと
腫瘍を摘出して完治できるのなら
手術で取り除いて欲しいが
かなりの数の腫瘍が内臓のあちこちに
しかも、リンパ付近にもできている
おそらく、数個取ったところで
また、どんどん再発していくだろう、、、
それならば、、、
この子に 痛みがないように
この子が苦しまないように
一日でも長く
この子が笑顔で生きていられるように
例えば、余命宣告されたとしても
残された時間
美味しいものを食べて
お散歩を楽しんだり
安心して眠れる日々を
この子に与えたい
甘えることを覚えた
『キク』という 名前も 覚えた
突然死を 宣告された ワクと
本当に楽しそうに遊ぶことを 覚えたの
10/28(土) そのまま 入院することになり
食べれない事から 点滴に繋がれた
手術を出来るだけ早急にした方がいいだろう
と 医師から電話があり
10/30(火) 本日
診療業務が終わり次第、夜 9時頃より
手術をしてくれることに なりました
その際に、お腹を大きく開けて
腫瘍の疑いのある箇所から細胞をとり
病理検査に回し
悪性かどうかの検査
目でみて、もしも 対処できる腫瘍なら
その場で 摘出
しかし。。。開けてみないと分からない、と
「全て、先生にまかせます。
今、あの子にできることを してあげる
それがベストだと思いますので。
どうか、よろしくお願いします」
きく
あんたを 探してるよ
美味しい もの、たくさん 準備しとくからさ
戻っておいでよ
手術 乗り越えようね、、
頑張ろうね、、
大丈夫
大丈夫
心の中で 唱えてる
乗り越えられる
きっと 大丈夫
どうか。。。
どうか。。。